2011年01月17日

紀昌

紀昌 能力データ
魅力 7 / 統率力 2 / 戦闘力 8 / 政治力 1 / 知力 4

趙の都、邯鄲に住む紀昌は天下第一の弓の名人になるという志を立て、当今弓矢をとっては及ぶ者がないと思われる名手飛衛(百歩を隔てて柳葉を射て百発百中する達人)、次いで飛衛をしておのが技は児戯に等しいと言わしめる仙人甘蠅に師事して「射の射」を超え「不射の射」を体得する。真の名人となった紀昌の心は弓への執着からも離れ、遂には弓そのものを忘れ去るに至る。
九年経ち、山を降りた紀昌を見た飛衛はその顔を見ると感嘆して「これでこそ初めて天下の名人だ。我等の如き足下にも及ぶものでない」と言ったという。紀昌は言う。「至為は為す無く、至言は言を去り、至射は射ることなし」と。こうして、紀昌が弓に触れなければ触れない程、彼の無敵の評判はいよいよ喧伝された(古の名人、羿と養由基と比べ噂されたほど)。やがて甘蠅の元を去って40年、紀昌は静かに煙の如く静かに世を去った。
posted by ただの中国史好き at 22:14 | Comment(2) | 戦国時代
この記事へのコメント
面白いです!
Posted by δ at 2011年08月22日 10:31
>δさんへ

ありがとうございます。
中国史は知れば知るほど、ほんと面白いです。
Posted by ただの中国史好き at 2011年08月29日 22:21
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